「相続」とは、人の死亡によって親から子どもへ、
子どもから孫へと、一家が続いていくことです。
基本的には「血」の繋がりですが、
どのような人であっても「死」という事実を避けることができません。
従いまして「相続」というものは100人中100人、
誰もが必ず経験するものであるということが言えます。
「相続税」という税金がかからない人であっても、
残された家族(相続人)は葬儀を行ったり、
遺産を分けるという問題が残されることになります。
残された家族間で争いごとが起きないように、
生前からしっかりと対策を考えることが大切です。
準備を進めておくことが重要です。
相続と相続税の違い
「相続」と「相続税」は混同してしまう事が多くありますが、
違う意味を持っているもので同じものではありません。
「相続税」というのは文字通り税金です。
しかし、この相続税は誰もが必ず支払わなければならない、
というものではありません。
一定額以上の財産を残されたという方に対し、
相続税という税金が課せられることになります。
そして、税金の支払いを行うのは、
残された相続人の方々となります。
その年によっても異なりますが、
大体100人中4〜5人の人が対象になると言われています。
つまり100分の5の人が相続税のことを心配しなければならないということです。
また、相続時の基礎控除額が引き下げられることが
決まっており、今まで税金がかからなかった方にも、
相続税の負担がかかるようになります。
今後の増税も含めてですが、相続税の申告や支払いが必要なのかどうか、
また具体的にどれくらいの相続税がかかるものなのか、
事前にご相談して確認をしておくことが大切かと思われます。
お気軽にご相談ください。
